落語「富久」を聞く 

NHK大河ドラマ「いだてん」では落語も重要な要素で、特に「富久」が頻回に出てくる。

私はこれまで落語をあまり聞いてなかったため、「富久」がどのような内容か知らない。この「富久」が気になったので調べてみた。

作者:幕末から明治に活躍した初代三遊亭圓朝。実話から落語化したものと伝えられている。

あらすじ:ある年の暮れ。浅草阿部川町(演者により変わる)に住む幇間(ほうかん:たいこもち)の久蔵は、酒の上でしくじり仕事を失った。なけなしの一分で富くじを買い、自宅の大神宮様のお宮へ納め、酒を飲んで寝入っていた。その夜、日本橋横山町(演者により変わる)あたりから火事が出て、半鐘が鳴る。久蔵がしくじった旦那の店の方なので、長屋の住人が久蔵を起こし、久蔵は見舞いに駆けつけたところ出入りを許された。久蔵が火事見舞い客の対応をしていると、客から酒が届く。旦那の許しを得て久蔵が酒を飲み、寝てしまった。今度は浅草阿部川町あたりから火事が出て、久蔵は急いで家へ戻るが、家は焼けてしまった。数日後、富くじの抽選会。久蔵が買った札が千両の大当たりだった。しかし、札は火事で焼けて無い。そこへ、近所の鳶頭に呼び止められ、布団と鍋と釜、大神宮様のお宮を預かっていると言われる。鳶頭は久蔵にお宮を返し、久蔵はお宮からお札を取り出す…。

実際の落語を聞いてみたくて、Amazon Music Unlimited に入っていないか検索してみたところ、柳亭市馬さんの演じる「富久」が入っていた。40分ほどの噺。

実際の落語は、音声だけでも十分面白い。

落語を聞いてから「いだてん」を見ると、森山未來さん演じる美濃部孝蔵の「火事だ火事だ火事だ」と言うせりふが、落語の場面と結びついて生き生きと聞こえたのに驚いた。

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